「声かけ・見守り」活動篇

寄り添う気持ちで、安全なご乗車をサポートします。

運輸部 甲子園駅管区 近江貴喜

駅助役の仕事は、駅係員の教育とお客さまに安心してご乗車いただくための駅全体の環境づくり。

鳴尾駅から芦屋駅までの8駅を管轄する、甲子園駅管区の助役として勤務しています。私の主な業務は、スタッフの労務管理・教育と、駅施設の安全管理や駅・ホームでのお客さま対応です。
また、お客さまに安全に電車にご乗車いただくため、目の不自由なお客さま、車いすをご利用のお客さまをお手伝いさせていただくことも、駅で勤務する我々の重要な業務の一つです。

積極的なお声かけで、お客さまのご乗車をサポートします。

目の不自由なお客さまを見かけた際は、何かお手伝いができないか、積極的にお声かけするように努めています。ご希望であればお手伝いさせていただき、安全にご乗車されるまでしっかりとサポート致します。

お客さまに寄り添う気持ちを忘れない。それがモットーです。

私自身のモットーは、お客さまに寄り添う気持ちを忘れないことです。寄り添う気持ちを持ってお客さまに接することで、お客さまが必要とされていることは一人ひとり違うことを汲み取ることができると日々実感しています。この経験は自分自身の成長につながっているとも感じます。このような日々の気づきを、駅係員に共有し、指導に活かすことも、助役としての私の使命だと考えていますので、お客さまに寄り添う気持ちを忘れないようにしています。

無事に1日の勤務が終わること。それが鉄道マンの誇りです。

当たり前の安全を支える。そこに鉄道マンとしての使命感と誇りを感じています。1日の勤務が何事もなく無事に終わり、翌日のスタッフに引き継いだ日は、充実感があります。また、甲子園駅といえば、阪神甲子園球場へ来られるお客さまに多数ご利用いただいております。私は昔、高校球児でしたので、甲子園球場への憧れは人一倍あり、ここで働けることに喜びを感じています。
大好きな甲子園球場につながる甲子園駅の安全を日々守り続ける。その使命を担っている実感がうれしいですね。

白杖の取り扱い方については、歩行訓練士の指導に従ってご利用ください。

お客さまと接する社員のホスピタリティの向上を。

運輸部 営業課CS担当 小川知晃

阪神電車では、電車を定時運行させる以外に目の不自由なお客さまへの「声かけ・見守り」活動や「サービス介助士」の取得など、すべてのお客さまが安全に、安心して阪神電車をご利用いただけるように様々な取組みを行っています。お客さまに接する社員のホスピタリティ向上と適切な介助技術の習得を指導するのもCS担当の役割です。全ての駅係員・乗務員が、お客さまの立場に立った、より親切で丁寧な対応をすることができるように日々取り組んでいます。