JR大阪環状線福島駅から徒歩3分、
阪神本線福島駅から徒歩6分。
かつて阪神本線とJR大阪環状線が並走していた
福島5丁目と7丁目に位置する歴史ある場所が、
鉄道会社2社の共同事業によって生まれ変わりました。
JR大阪環状線高架下に軒を連ねる様々な店舗と
”和”の趣を感じられるホテル阪神アネックス大阪、
そして様々な食を自由に楽しむことができる阪急オアシス。
あらゆる個性が融合し一体となったこの通りに、
地域の人たち、そしてここを訪れた人たちの
「フフフ」という笑い声が響き合い、
たくさんの「福」があふれる通りとしてにぎわうように――
そんな願いを込めて「ふくまる通り57」と名付けました。
1898
1898(明治31)年、現在のJR福島駅(当時は西成鉄道駅)は西成鉄道大阪~安治川口間の開業と同時に設けられた。開業時には福島が旅客のターミナルで、大阪~福島間は貨物列車のみの運転であった。大阪駅へ西成鉄道の旅客列車が乗り入れたのは開業翌年の1899(明治32)年である。
1905(明治38)年、阪神福島駅は神戸(三宮)~大阪(出入橋)間の営業開始と同時に設けられる。
(写真)出入橋から仮線で梅田へ走る阪神電車
1959
1959(昭和34)年、JR大阪環状線の高架化工事着工。
1984(昭和59)年、阪神本線野田~梅田間地下化工事が着工し、1993(平成5)年には地下新線が開通する。
これによって阪神福島駅は国道2号の下の地下駅になり、
6か所の踏切道は除去された。
(写真)JR大阪環状線高架化工事の様子。右奥に阪神電車の線路が見える
1997
阪神本線野田~梅田間地下化によって生み出された土地では、1997(平成9)年ハービスOSAKAの開業を皮切りに、福島阪神クレセントビル、ラグザ大阪、ファーストキャビン阪神西梅田など一連の開発が行われた。
一方、JR大阪環状線の高架下は、2003(平成15)年の野田~福島駅間高架下「どんどんパラダイス」開業など、注目のスポットとして発展していった。
(写真)「阪神西梅田開発事業」において開発されたラグザ大阪。ホテル阪神本館が入居している
2019
この土地は好立地にありながらも土地の形状等から、十分な活用が図られていなかった。これを受け、阪神電気鉄道株式会社と西日本旅客鉄道株式会社は土地の高度利用を目的とする協議を進め、初めての共同事業として開発をスタートした。
2019(令和元)年、ホテル阪神アネックス大阪、阪急オアシス福島ふくまる通り57店が開業し、合わせて5月15日には複合ビルとJR大阪環状線高架下の間のふくまる通り57が通り開きした。
(写真)この土地は長らく駐車場として利用されていた。
JR大阪環状線福島駅より徒歩3分
阪神本線福島駅西改札口②出口より徒歩6分